探偵撲滅をプレイした感想 ※ネタバレ無

はじめに

本記事にネタバレは含まれません。
久々にミステリー系のゲームやってみてえなという気持ちと
日本一ソフトウェアが好きなのもあって思って手を出してみて
ギャラリーも埋まって満足したので感想や気になった点をまとめていく


結論:面白かったがボリューム不足に感じる

謎解きやシミュレーションパートがサクサク進んでしまうので
色々あったけどなんか短かったなという気持ちが湧いてしまう
消化不良もあってもっとボリュームがあった上でスッキリさせてくれたらもっと好みだったかもという感じ

良かった点

シミュレーションパートの仕組み

謎解きがメインなんだけど、シミュレーションゲーム風に情報を集めていく事
それぞれの探偵にパラメータが振られていて役割を分けての対応が求められるようにできている事は新鮮に感じられた(謎解きというよりスパロボみたいな思考が必要になった)

 

謎解き部分に極端な難しさが無い

謎を十分に調べられずに謎を明かしていくパートに進むような事が無いです
シミュレーションパートで全部要素が揃って、よく読んでれば選択肢はノーミスで進める難易度
ダンガンロンパはキツイ・・・って人には優しく謎解きできて気持ち良いかも

気になった点

埋まらない世界観

ゲーム中に出てこない探偵の人柄について説明があるけど、
その説明はなんの為にあったんだ・・・?みたいなところが釈然としないまま話が終わります。
ゲーム中に出てくる探偵のバックボーンをちょっと埋める為だけに豪華探偵勢揃いという感じ
エンディングに入るとその気持ちが更に強まって
ギャラリーを全部埋めても結局解消される事は無かったです

謎を解いている感は薄く感じるかも

話中の探偵が基本有能なので、シミュレーションパートと
謎を明かしていくところでもどんどんアシストが入ります。
どうしてこうなったんだ?みたいな疑問はスルスル解けていくんですが
疑問を前に悩む時間がほとんど無かったです
ストレスフリー謎解き

シミュレーションパートの不満

CPUが基本お馬鹿なので、オートで動くとろくな事にならない
みんなの協力が大事なのは分かるんだけど、度を過ぎてるかなーレベル
そして役割分担が薄い(パラメータ設定の都合だが)
連携力の要素が強い事と検証力ぐらいしか差別化するところが無い
シミュレーションパートは理不尽以外でほぼゲームオーバーにならないんですが
ゲームオーバー後にもう一回シミュレーションパートを最初からやり直す事になるので
CPUのお馬鹿具合と合わせて正直すごくだるく感じた部分。

 

終わりに

書き終わって見て、値段から考えると不満だという気持ちがあるものの
話自体は面白かったのでボリュームがもっとあったり、
ほったらかしの部分をテキストでしっかり解消してくれたら多分満足だったんだろうなという感じです。

好きなキャラは外道探偵、理想探偵、魔界探偵、華族探偵
話が進むに連れて好きになったのは文学探偵